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2022年04月07日
コンプライアンス「Q&A」(第1回)
エナジック販売店の皆さん 必見!
"真の健康"を実現するためのコンプライアンス「Q&A」
※2021年2月号に掲載された記事です。
- そもそもコンプライアンスとはどういう意味ですか?
- 「法令遵守」と訳されることが多いこの言葉は、しばしば耳にしますね。
ネットワークビジネス(MLM)の形態を取るエナジックビジネスを営むにあたって、遵守しなければならない様々な法令等はたいへん厳しくなってきています。
特に関連性の深い、特定商取引法(特商法)や薬機法(旧薬事法)、景品表示法(景表法)などの法令を取り上げて、「法を守りましょう」「この法律ではこの様な規定があるので注意して活動してください」という観点から、コンプライアンスセミナーやトレーニングが行われることが多くなっています。
しかし、これらの法令を守るのは最低限のことに過ぎず、「会社が定めた規則」「業界団体が定めた行動基準」「法律としては明文化されていないけれど、社会的に認識されているルールやマナー」を守ることも、コンプライアンスの意味合いに含まれています。 - 確定申告は必要ですか?
- いまの時期にふさわしい設問ですね。
確定申告とは、「一年の所得を計算して申告し、税金を納めるための一連の手続き」のことを指します。
販売店の方は個人事業主であり、マージンは事業所得となりますので、確定申告を通じて正しく納税する義務があります。
令和2年(2020年)分の確定申告の期限は、2/15(月)~3/15(月)です。
ビジネスに取り組む以上、確定申告は必須ですが、コミッションを得ている全員が行わなくてはならないというわけではありません。
目安として、エナジックビジネス専属で取り組まれている方は、所得が年間48万円を超える場合には申告が必要です。
一方、会社勤めなどで給与収入があり、複業としてビジネスに取り組まれているような方は、所得が年間20万円を超える場合に申告が必要です。 - エナジックビジネスを紹介するチラシを作るさいの注意点は?
- 特商法第35条では「広告」の規定や広告に記載すべき必須事項を定めています。
その規定でいう広告とは、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ等のいわゆるマスメディアを媒体とするものだけでなく、チラシ(の配布)も含まれているのです(ほかに、店頭の表示やダイレクトメール、インターネット上のホームページ、電子メール、SNS等も)。
チラシ作成時の必須情報は、[1]商品又は役務の種類、[2]特定負担(登録商品=たとえばレベラックや還元ウコンΣ)の金額、[3]マージンの計算方法、[4]戸籍上の氏名、住所、電話番号、[5]商品名の5項目となります。
これらを全てチラシの紙面上に記載する必要があり、本条の規定に違反して表示しなかった者に対しては100万円以下の罰金が科されます。
このようにチラシであっても「広告」にはずいぶん多くのハードルがあるうえ、違反すると厳しい罰則が待っています。
したがって、ご自分で作成するより、エナジックが作成している各種のパンフレット等を活用するようお勧めしています。
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