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2024年03月29日

コンプライアンス「Q&A」(第22回)

エナジック販売店の皆さん 必見!
"真の健康"を実現するためのコンプライアンス
「Q&A」

※2022年12月号に掲載された記事です。

「アップラインが紹介を出すから何もしなくてもコミッションが入ってくる」と言われたが。
ビジネスを目的とする販売店会員として勧誘する場合は、自分で努力しなければ収入を得ることはできない、ということを必ず告げなければいけません

 以前のQ&Aでも説明しましたが、「わたしたちが手伝うから絶対にコミッションが入ってくる!」などといった、確実に利益が生じると誤解させる断定的判断をしてはいけません。

 特定商取引に関する法律によっても断定的判断の提供は禁止されていますし、エナジックの概要書面でも「会員の活動規範に関する事項」として、「ビジネスを目的とする販売店会員として勧誘する場合は、ご自身が努力しなければ収入を得ることは出来ないということを必ず告げなければいけません。」と明記されています。

 「必ずコミッションが入ってくるから、商品は分割払いで購入し、入ってきたコミッションで支払えば大丈夫」と説明されて契約をしたものの、アップラインからの紹介がなく、コミッションが入ってこないので支払えない、というケースに陥ることもあります。

 概要書面にきちんと記載してある内容をご説明し、ご納得いただいた上で登録していただくことが大切です。

 たんに「法律で定められているから概要書面を渡す」というだけでなく、なぜ概要書面に記載されていることをきちんと説明しなければならないのか、理解を深めていただいた上でのビジネス活動をお願いいたします。
エンローラーとは何ですか?
実際にエナジックビジネスをお伝えした方で、紹介者とも言います。

 エナジックビジネスにおいて販売店という名称は以前より用いられていましたが、2019年7月から始まったチームビルディング・プレイスメント・プログラムによって、「エンローラー(紹介者)」という概念が取り入れられました。

 それまでは、新しいチーム構築のために、アップラインの販売店が、自分のグループの販売店のダウンラインに、新規の販売店を登録する場合がありました。

この場合、新規登録者から見ると、自分の知らない方が直上の販売店となっている場合があり、また紹介者ご自身は、自分の活動によって契約に至った新規登録者であっても、SPマージン取得やD1ステータス維持の権利を放棄しなければなりませんでした。

 このような状況を改善する目的で導入されたのが「チームビルディング・プレイスメント」です。

新規登録者がビジネス戦略的に配置される先を販売店(ダイレクトスポンサー)と言い、紹介者と販売店が同一であるケースがほとんどです。

また、特商法を遵守する上でも「誰が実際の紹介者なのか」が明確になることは重要です。

 紹介活動の実行者は、法律的には「一般連鎖販売業者」と言います。

概要書面/契約書面には連鎖販売業をおこなうものが統括者(会社)でない場合、当該連鎖販売業をおこなう者(いわゆる紹介者)の氏名、住所、電話番号を記載しなければなりません。

紹介者(エンローラー)が正しくビジネスをお伝えする責務を負っているわけです。

コンプライアンスのお知らせ

2024年03月29日 コンプライアンス
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